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私は、人間だけでなくしばしばペットの健康相談も受けてきました。根っからの自然主義者である私はペットの健康問題でも、なるべく自然主義で考える事にしています。

今回、日産自動車時代の親友に突然の不幸があり、４月２日上京して２泊する事になりました。

問題は愛犬モモ。丸二日間残されるモモの世話を誰に頼むか？考えた方法は…

Ａ犬好きの親友に預ける。

Ｂお隣さんに頼んで毎日水と食糧を玄関先に供給してもらう。

Ｃペットホテルに預ける。

Ｄペットショップで売っている自動給餌器や自動給水器を購入して利用する。

Ｅ水と食糧をたっぷり置いて、そのまま家の残す。

色々悩んだ末に選んだのはＥ案でした。理由はこうです…

①ペットは人間以上に、生活環境が急変したら強烈なストレスを受け、病気になりやすい。

②飽食の文明人と異なり、野生動物の世界では、１週間や２週間の絶食は日常茶飯事。我々文明人でもそのくらいの断食は、かえって健康増進するのだから、二日ぐらい何も食べなくても全く問題ないはず。

③こんな時のために、予め玄関に犬専用の出入り口を作っているので、排泄は自由気ままに庭でするはず。

④ペットホテルに預けたり、自動給餌器などを購入すると相当な金額が必要になる。

こう決断して上京。そして法事に参列した親友二人にこの話をすると、大いに賛同を得ました。

一人は猫。ペットホテルから帰ってきた猫は怯えやすくなって、その後ずっと性格が変わってしまったそうです。

もう一人は犬。ペットホテルから帰ってきた犬は、ごっそり脱毛してしまったそうです。

二人ともペットホテルには預けるものではない！！

と断言していました。

「やっぱり！！」

そう思いつつ二日後帰福。すると案の定モモは、いつも通りの元気なお出迎えをしてくれました。異常は全くなし。ホッとしました。

タップリ置いていったのは…

①生の端肉（モモの普段の主食。お肉屋さんで捨てられる運命の端肉を１００ｇ２０円で購入しています）

②イリコ

③チーズ（あまり自然だとは思いませんが、モモの大好物だから）

④水

水は間違いなく飲んでいたはずです。

その他によく食べて減っていた順番は…

①チーズ

②生の端肉

③イリコ

でした。きっとそれでも私の選んだ行為は、犬にとって可哀想だを思われる方は少なからずいる事でしょうね。