第1章 買う前にわかる選び方
その2 食品添加物を探せ
「原材料名」をよーく見よ!!
食品添加物も表示されている!!
どんな製品でも必ずどこかに「原材料名」が書いてあります。これを知らずに購入するのはいささか無謀です。
「原材料名」の書き方には、ルールがあります。
①最初に原料の食品、その次に食品添加物
②食品も食品添加物もそれぞれ多い順
まずこれを頭にしっかり入れておいて下さい。
残念ながらどこから食品添加物かは教えてくれません。
「原材料名」の中の栄養素名は食品添加物の名称!!
青汁原料植物の栄養ではない!!
下表は青汁製品に多用される食品添加物です。この中に栄養素の名前がたくさん出ている事にお気づきでしょうか?
「原材料名」は、決して「栄養表示」ではなりません。
製品全体に含まれる栄養素ではなく、あくまでも原材料の名称なのです。ここが大きな落とし穴。
例えば「原材料名」の中の「ビタミンC」。その化学名は「アスコルビン酸」といい、化学合成によって大量生産され、青汁製品の酸化防止の点でとても大切です。しかし…
「青汁原料植物にビタミンCという栄養が含まれている」
と言っているのではなく…
「青汁原料植物の他に、『ビタミンC』という材料が加えられている」
という意味なのです。誤解していませんか?
栄養の源は青汁原料植物?
もしかして食品添加物?
他にも、ビタミンA、B、E、M(葉酸)やカルシウムという名称やそれらの化学名を見つけたら、天然か合成かは別として食品添加物が使われている事を意味します。
そして、それらの下にある物も全て食品添加物なのです。
食物繊維の源は青汁原料植物?
もしかして食品添加物?
表にもあるように、食物繊維は増粘安定剤(粘りやとろみ)として食品添加物に位置づけられています。その多くは健康増進効果があると考えられます。ただしその中の一部に化学技術を応用して作られた物も含まれています。
食品添加物は、より天然の物を!!
昨今「第6の栄養素」と言われる食物繊維。健全な腸内細菌のために重要であり、食品から大いに摂るべきです。
また日本では伝統的にいろいろ食品添加物が利用されてきました。例えば豆腐の凝固剤として使われるニガリ(塩化マグネシウム)もその一つ。長年の使用で誰しもその安全性を疑う人はいません。しかし一方では、合成甘味料の中には、毒性が報告されている物も使われています。
食品添加物の全てを否定するのは明らかに間違いですが、なるべく化学合成品ではなく、伝統のある天然物ほど価値があって安心安全なのではないでしょうか。
青汁製品によく使われている食品添加物
※ペンギン堂の生青汁は食品添加物が一切入っていません。
次回は「お湯でも飲める」は要注意!!についてご紹介させていただきます。
お楽しみに!!
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